ライトリーチ・ダークナイト
第4章 聖邪の塔
エルはさっきの男の子を見つけると、足早に歩み寄り胸ぐらを掴んだ。
「何が、邪魔していいだ!セイクレッド使うのは危なすぎるだろ!!」
そう、セイクレッドは簡単に人の命を奪える。ましてや、光にも闇にも属していない子供達にとって、それらに耐性が無いので、簡単に殺せるのだ。
「使っていけないなんて、言われたか?」
「常識ってもんが-」
「何もしらないくせに!!!」
男の子はエルを突き放すと、どこかへ行ってしまった。
「何だよあいつ…」
その言葉を最後に、エルは次の試練が始まるまで黙っていた。
「何が、邪魔していいだ!セイクレッド使うのは危なすぎるだろ!!」
そう、セイクレッドは簡単に人の命を奪える。ましてや、光にも闇にも属していない子供達にとって、それらに耐性が無いので、簡単に殺せるのだ。
「使っていけないなんて、言われたか?」
「常識ってもんが-」
「何もしらないくせに!!!」
男の子はエルを突き放すと、どこかへ行ってしまった。
「何だよあいつ…」
その言葉を最後に、エルは次の試練が始まるまで黙っていた。