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淫らな死体~お嬢さま春泉の秘密~④

第5章 意外な再会

 人間に話しかけるように言うと、小虎は心得たと言いたげにひと声啼いた。
 蒼白い月明かりが仔猫の上にも降り注いでいる。
 今夜の月は明るすぎるほど明るかった。
 そう思った時、今まで感じたことのない深い孤独が胸に迫ってきた。


☆ お読み頂き、ありがとうございます。お嬢さま春泉の秘密は、明日から第2話へと入る予定です。
 春泉が結婚?
 もし良かったら、引き続き、よろしくお願いします 作者 ☆

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