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高校3年生

第5章 *告白*

怖い。


私はその場から逃げだしたくなり


右足を一歩後ろに下げる。


そして、クルッと後ろを向くと


出口に向かって走り出す。



「待って!!!!!」


彼は私の腕を掴み引き戻した


「いやっ!!!!やめてっ痛ぃッ」


彼は腕の力を緩めることはなく


ギュッと掴んでいる。


私の腕は赤くなり腫れている


ヒリヒリする痛みが走る。



「・・・ッ!!!」


彼は私を自分の方へ引きよすと


ギュッと抱いて離さない


「いやぁぁ!!!やめて!!」


彼は絶対離さず私を抱きしめた

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