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高校3年生

第10章 *思い*


クリスマス



街中を歩く



カップル。





手をとりあい
肩を寄せ合い
足を合わせ



2人とも幸せそうに笑ってる。





粉雪の中、泣き腫らした目で




それをみつめる・・・。





「ひ・・・さと。」



この間久都から電話があった





「実咲。お前がほかの奴と

ヤってたのも知ってた。」






私が悪い。

私が龍一くんとあんなことして

喜んでいたなんて。



あの後泣きながら繰り返した

オナニーも


気持ちよさは感じられなかった。

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