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【可愛い】の魔法

第2章 家族・shiori


でぇと・・・?

でーと・・・

デート・・・


デェトォォォォォ!!!???



プチパニックな私は1人で脳内右往左往してしまった・・・


「せんぱーい?」


目を見開いたままフリーズした私を、とんでもないことを口走った後輩が不思議そうに見つめている・・・


「も・・・」

「も?」


一呼吸おいて、フリーズした頭と身体を落ち着かせた私は、ちょっと怒ったような表情を作った。


「もぉっ!!人妻をからかうのはやめなさいっ!!」

これを言うために。

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