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パプリカより甘いカレ。

第1章 気付いたの。



〇side長谷部先生〇


見えるまで近づいてとは言ったけど…
言うんじゃなかった。
流石に不味いような気がしたので、



「もういいよ」



と言ったが、葉崎はやるといい効かない。

別に葉崎に興味があるわけではないが、異性が近づいてくるとなると、ドキドキしてしまう。



すると、葉崎の三本たてた指が見えた。





「ストップ、見えたぞ!」




「…はい、眼鏡。」



そして、眼鏡をかけて見ると




目の前に葉崎がいたのだ。



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