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2つのグラス

第4章 赤いグラス


湯船に浸かり顔をお湯に
浸ける。

ブクブクブク…

顔を上げると
奈央は顔をピシャっと
叩いた


「よし。大丈夫。」

シャワーを浴びた。
頭を洗い体を洗う。

部長の温もりを
忘れようといつもより
強く擦った。


ふとよぎるあの快感…

またできるかな…

ハッとした。

「…いけないいけない
忘れなきゃ。」

忘れようとすれば
するほど優しい意地悪な
部長が頭をよぎる。


「もーどこまで意地悪
なのよ」


体を洗い再び浴槽に
浸かるとブクブク…と
また潜った。

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