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2つのグラス

第4章 赤いグラス


「奈央ー?」

突然真司が奈央を呼んだ。

「どうしたのー?」

「起きてるならいいや。いつもより長いから
寝たかなって(笑)」

時計を見ると
30分も経っていた。

「あっ…ごめん。
ぼーっとしちゃって…」

クスクスっと笑うと
真司は

「いいよ。今日は
早く飯食って早く寝よ」

「ありがと」


奈央はお風呂から出た。

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