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堕天使

第3章 過去と現在

「イヤッ!!触んないでよ!!」

バチン!!
私の平手が甘楽の頬を直撃。

まぁ、良い音だね!
てへ☆て、へ…
いやぁ…どうしようか…

今、私は頬を真っ赤にした甘楽に見つめられている状況。

「激しいね★
でも、僕はSでした★★」

満面の笑み。

ぎゅ…

えっ、く 苦しっ…
首が…痛、い…

「うぐ…ぅ…」

「良い…良いよ…その顔、苦しいだろ?苦しいんだろう?」

ギリ…

首がもげるぐらいに締め付けられる。

「た…すけ、て…」

ドガッ!
颯真の殴りこみが甘楽を直撃。

「いっ!」

甘楽が顔を歪め、首の力を緩める。
今だとばかりに私は猛ダッシュ!

とぉーう!逃げろぉ!!!!

「あっ!待てよ!!」

「ダメだっつーの!」
颯真は甘楽の綺麗な正装(?)の襟を掴み転ばす。

ズサァー…

その後、甘楽がぼこられ、堕天使ネックレスを取られて力を無くした。

「最ぃ低ぇぇぇ!!」
半泣きで甘楽は猛ダッシュしていく。

「お仕事完了」

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