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｢ねぇ、そのネックレス綺麗だけど何？｣


私が目を輝かせて聞くと、颯真は顔を真っ青にして苦笑い。

｢美里には言ってなかったね…このネックレスは、《堕天使認証印》みたいな物でこれがあると、ﾁｶﾗが使えるんだ｣


あれ？
悪い物でした？


｢このネックレスを取れば、堕天使はﾁｶﾗが使えず、ただの幽霊みたいなのになる。その幽霊はいずれは消えるんだ。ネックレスが無ければね♪それを回収するのが僕ら《堕天使処理班》なんだ｣


｢ややこしい！｣

｢まぁ、だろうね｣


｢じゃ、甘楽は…｢いずれは消える｣

あぁやっぱり？

私が頷いて納得していて、気が付いた。

｢なんで私が必要なの？｣

｢おっ、気が付いた☆う～んと、堕天使処理班は…孤独なんだよね…まあ暇人(笑)その中から選ばれたら、働く的な？｣


｢孤独？｣

｢で、僕らの最終目的はネックレスを作った張本人を捕まえる事。でも僕らはネックレスが使えないんだっ！悪者は駄目ですから(笑)それで、霊感の強いそして孤独な人間をパートナーに……あっ！ごめっ！｣


｢いや！孤独は気にしないよ、本当の事だし…？でも霊感が強い、か……｣


へぇ、なんか特別な人間だね!!私(笑)