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ゼロワン。

第3章 転機。

あっと言う間にバイトが終わる。

『おつかれさまでしたー』

私はバイト先を後にし、

教えてもらったバーに向かう。

ビルの二階にある店を下から眺める。

『ここだ…よし。』

と、気合をいれた。



『ぷっ…なにしてんの?』

後ろから声がする。

ふと振り返ると、そこには

ヤツがいた。

『早く店、入ったら?』

買い出しの帰りなのかな?

スーパーの袋を片手に拓真さんは

階段を登って行く。

『あ、あの…!』

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