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ゼロワン。

第3章 転機。

『くくっ…(笑)』



『そろそろ、笑うのやめてください!』

『ごめんごめん(笑)
で、ダーツする?てかやったことある?』

やっと笑いをこらえてくれる。

『無いです…』

『そか(笑)じゃぁ、教えてあげるから
少し、相手してよ?』

ねっ!と、言わんばかりの目力。
興味はあったし、教えてもらうことにした。

『ちょっと見ててね』

そう言って、拓真さんは
数回投げた。

真ん中の赤い所周辺にドンドンささる。

『調子わるいかな?』

『どこがですか?!』

『ブルいかない。』

きっと、真ん中のことだ。

『うーん…』

手首を回しながら近づいてくる

『かっこよく決めたいんだけどな』

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