テキストサイズ

feeling

第3章 暴走体

奏は強く地を蹴ると『暴走体』に肉迫し、刀を下段から振り上げた。
『暴走体』はひらりと身をかわすと奏との距離を取ろうと後ろに下がろうとした。
奏はそんな『暴走体』の後ろに回り込んでいた咲耶に目で合図する。
咲耶は絶妙なタイミングで刀をななめ上から振り下ろす。
咲耶の刀は『暴走体』の腕のような突起を切り落とした。
『暴走体』は形容し難い声をあげた。どうやら頭に血が昇ったようだ。
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ