
たまゆらの棘
第2章 燃ゆる日々
部屋に入り、高い窓から見える景色が綺麗だと麗ははしゃいだ。倫は「ちょっと飲み物を買ってくるよ。」「え?」すこし不安げな表情になった麗に倫は「大丈夫」ニコッと微笑んだ。そして部屋を出た。
「さようなら、麗、」あとは隠れている男たちがなんとかやってくれるだろう。(思い知れ、麗。)倫は、その美しい顔が般若のようになるのを感じた。(俺は悪魔)倫は何度でも、そのえぐるような胸で自分に繰り返した。
その夜はさすがに真っ直ぐ帰れなかった。新宿御苑はカップルでいっぱいだった。倫を慕う売りの仲間とそこで集い、仲間の家で金持ちを集めた乱交パーティーをすることになった。倫は早くこの事を忘れたくていつものようにチヤホヤされながら同性とのセックスに堕ちて行くのだった。その夜は仲間の一人が大麻を持ってきていたので倫も吸った。それからは一晩中、笑いころげていた。
「さようなら、麗、」あとは隠れている男たちがなんとかやってくれるだろう。(思い知れ、麗。)倫は、その美しい顔が般若のようになるのを感じた。(俺は悪魔)倫は何度でも、そのえぐるような胸で自分に繰り返した。
その夜はさすがに真っ直ぐ帰れなかった。新宿御苑はカップルでいっぱいだった。倫を慕う売りの仲間とそこで集い、仲間の家で金持ちを集めた乱交パーティーをすることになった。倫は早くこの事を忘れたくていつものようにチヤホヤされながら同性とのセックスに堕ちて行くのだった。その夜は仲間の一人が大麻を持ってきていたので倫も吸った。それからは一晩中、笑いころげていた。
