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第10章 悪党の饗宴

地下室の部屋の奥にはガラスケースがある。

そのガラスケースの中にはみっしりと隙間ないくらいに蛇が入れられており、うねうねとまがまがしく蠢いている。



「ここで、何をすればいい……?」


笠原は額に汗を掻き、先程までのニヒルな笑みを消していた。


鉄格子の外にいるアニキはシルクハットとサングラスを外す。



「て、てめぇは……っ!!」



サングラスを外したアニキの顔は先程までゲームに参加していた『小石川』によく似ていた。


かつんかつんと足音を立て『先程までゲームをしていた小石川』が降りてくる。



「さっきまでお前たちが一緒にゲームしてくれていたのは小石川孝弘、俺の弟だ」



「じゃあお前は……」



「小石川篤弘、彼のアニキで嘘つきゲームのプレイヤーだ」

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