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第12章 『知らなくてもよかったこと』を知る日

「「「……えっ??」」」


てっきり知らないといわれると思っていた三人は声をそろえる。



「死ねばいいんだろう?お前たちは聞かなかったのか?」

「そ、それ以外にだよ!!」

「それ以外は、知らないなぁ」

赤浜は飄々と言ってのける。

「だってお前はへんてこなプログラム渡してきたじゃないか!あれをどこから入手したんだよ!繋がってるんだろ?主催者側と!」

「あんなもん、お前らでもすぐ手に入るぞ?スレイブ・ゲームのレフリーに言えばすぐに作って渡してくれる」

赤浜はからかっている様子もない。

本当に何も知らない様子だった。

「そもそも赤浜さんと一司はどんな知り合いなんですか?」

ほのかの質問に赤浜ではなく、竜崎がビクッと反応する。

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