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第12章 『知らなくてもよかったこと』を知る日

「まぁスレイブ・ゲームもプレイヤーのレベルが上がると色々融通が利くようになる。
例えば必ず月一回ゲームに参加しなくてもよくなったりな。ずっと勝ち続けていればレベルも上がり、抜け出す方法もあるんじゃないか?」



赤浜の不確かな情報を今は信じるしかなかった。

これ以上赤浜と話しても有益な情報を得ることは出来ないと判断した三人はバーをあとにした。

帰り道に小石川が意を決した表情で二人に告げる。



「俺も二人に話しておきたいことがある」

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