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竜崎は体調不良で欠席だった。

日曜は元気そうに振る舞っていたが、胸を日本刀で斬られたわけだから傷が浅くても無理はしない方がいい。


ほのかはそんな言い訳を心の中でしたが、本当はあっても何と声をかけていいかわからない竜崎が休みと聞いてほっとしていた。



小石川はいつもと変わらず昼休みにほのかを誘いにやって来た。

小石川がほのかを呼びにきたのを見て、牧野は冷たい視線でほのかを見ていた。


刺さるような友人のその視線にほのかは居心地の悪さを覚えて、足早に小石川を連れて教室を出ていった。