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第4章 脱出不可能

「偽物だ!そんな手帳!」


竜崎は警察手帳を奪おうとするがケムリが拳銃を向けてその動きを制する。


「まあどう思おうが勝手ですよ。警察に行きたければ行けばいいです」


スレイブ・ゲームは三人の想像を遥かに越えた『ろくでもないもの』だった。


「竜崎一司さんの次のゲームは決まり次第ご連絡致します。来週かもしれないし一ヶ月後かもしれません。楽しみにお待ちください。
あとの二人はご自由に次のゲームをお選びくださいませ。一ヶ月後でも来週でも構いません。一ヶ月、日数で言えば31日以内であればどのゲームでも構いません」


また、これをしなければならないのか……

三人は逃げ場のない地獄に嵌まってしまったような気分に陥っていた。

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