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GAME

第5章 第二のゲーム

レベルが一番高く、禍々しい気配たっぷりのデスマスクというのは論外として、ブラックジャックか宝探し。

ブラックジャックであればトランプだし、ルールも知っている。

一方、宝探しゲームは名前だけではなんとも判断がつきづらい。


そんな判断からほのかはブラックジャックを選択することにした。


ルールを見ると


持ち込み可能品 不可

服装 自由

制限時間 約2時間程度

とあった。


「私は運だけはいいから、ブラックジャックにするね」

どうせやらなくてはいけないのだから、とほのかは敢えて明るく振舞う。


「確かにブラックジャックとかトランプでほのかに勝った事ないな」


「それは一司が馬鹿すぎるからだろう。でも確かにほのかは運もいいし、勝負どころでの度胸もある。
ブラックジャックはもってこいかもしれないな」

竜崎も小石川も明るくほのかに返した。

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