隣人
第2章 芽生え 5月
「おう、やっと来たな」
展示場に着くと雅人が迎えてくれた。
「あ~、みーちゃん久しぶり」
愛嬌のある笑顔を振りまいてマリも近寄って来る。
「お久し振りです。マリさんご結婚されるんですよね?」
「そうなの!もう来月だよ。二次会は“K”にお世話になるから宜しくね」
その日は、雅人主催でDJイベントをすることになっている。
雅人は、デザイナーの傍らDJをやっていて、月1のペースで小さい箱ながら、オーガナイザーを務める。
デザイナー兼DJ。モテない訳がない。
取り巻きも何人か居て、美咲もその中の一人だった。彼女になった当初は、周りの女の子に「ガキのくせに生意気」など、嫌味を言われたものだ。美咲自身も、なぜ彼女に抜擢されたのか不思議に思っている。
「美咲、今日はセクシーなんじゃない?」
そう言いながらお尻をなでてくる雅人。
「今ドレスも製作中だから、またモデル頼むよ」
“spirit&soul”のカタログモデル。毎回ヴェネチアンマスクを付け顔は出ないながら、モデルとしてシャッターを切られることに喜びを感じる。
18歳の美咲には、雅人との生活が『刺激的』そのもの。
展示会は雅人の取り巻きも多く来ているため、スタッフルームで雅人を待った。
合間を見て、雅人がやってくる。
唐突に、座っている美咲を後ろから抱き、耳を舐める。
「ひゃ~!ヤダ~!」
飛び上がる美咲。
「いいじゃん。誰も来ないよ」
そう言うと、急にディープキスをして来た。
スカートをめくり、ショーツの上からクリトリスをグリグリ触る。
「…んっ」
「…射れたい」
雅人のアソコは、すでに盛り上がっていた。
ドアの向こうからマリの声が聞こえる。
「私、無理!!お家帰ってからにしよ…」
頑なな美咲。
雅人は溜息をついて、分かったと諦めてくれた。残念そうな面持ち。
それでも大人な雅人は、
「じゃ、早めに上がるから、先帰ってて」
と、笑顔で伝えた。
展示場に着くと雅人が迎えてくれた。
「あ~、みーちゃん久しぶり」
愛嬌のある笑顔を振りまいてマリも近寄って来る。
「お久し振りです。マリさんご結婚されるんですよね?」
「そうなの!もう来月だよ。二次会は“K”にお世話になるから宜しくね」
その日は、雅人主催でDJイベントをすることになっている。
雅人は、デザイナーの傍らDJをやっていて、月1のペースで小さい箱ながら、オーガナイザーを務める。
デザイナー兼DJ。モテない訳がない。
取り巻きも何人か居て、美咲もその中の一人だった。彼女になった当初は、周りの女の子に「ガキのくせに生意気」など、嫌味を言われたものだ。美咲自身も、なぜ彼女に抜擢されたのか不思議に思っている。
「美咲、今日はセクシーなんじゃない?」
そう言いながらお尻をなでてくる雅人。
「今ドレスも製作中だから、またモデル頼むよ」
“spirit&soul”のカタログモデル。毎回ヴェネチアンマスクを付け顔は出ないながら、モデルとしてシャッターを切られることに喜びを感じる。
18歳の美咲には、雅人との生活が『刺激的』そのもの。
展示会は雅人の取り巻きも多く来ているため、スタッフルームで雅人を待った。
合間を見て、雅人がやってくる。
唐突に、座っている美咲を後ろから抱き、耳を舐める。
「ひゃ~!ヤダ~!」
飛び上がる美咲。
「いいじゃん。誰も来ないよ」
そう言うと、急にディープキスをして来た。
スカートをめくり、ショーツの上からクリトリスをグリグリ触る。
「…んっ」
「…射れたい」
雅人のアソコは、すでに盛り上がっていた。
ドアの向こうからマリの声が聞こえる。
「私、無理!!お家帰ってからにしよ…」
頑なな美咲。
雅人は溜息をついて、分かったと諦めてくれた。残念そうな面持ち。
それでも大人な雅人は、
「じゃ、早めに上がるから、先帰ってて」
と、笑顔で伝えた。