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隣人

第3章 五月雨  6月

「はい。…」

吉田のsexを盗み聞きして、オナニーで感じたとは口が裂けても言えない。

変なことを考えて火照って来たのを隠すため、美咲は一気にワインを飲み干す。

「ペース早いな(笑)じゃあオレも」

吉田も飲み干す。

更に回ってきた。

「どうしたら、感じるんですか?」

「率直に来たね(笑)
どうしたらって、ん~女の子は、雰囲気とかが重要じゃない?」

「雰囲気?」

「そう。急に患部を触っても気持ちよくないと思うよ」

「患部?」

オブラートに包んで話すと、美咲には通じない事が理解できた。

「乳首とかマンコとか」

「…」

美咲は赤面した。


「例えば、髪を撫でて、後ろから耳に息を吹きかける。振り向きざまに優しくキスをして、キスはねっとりと唇をなぞって舌を絡ませる…それと同時に胸を優しくマッサージ。乳首はたまにそっと触れる程度。そうすると、女の子はもっとして~って興奮してくるんだ」

吉田の言葉は、この間の喘ぎ声を連想させ、美咲はそれだけで興奮してしまった。

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