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甘えん坊

第2章 クラスメイト


「え~、残念だなぁ。
でも、海里だもんな。開いてる方が珍しいっつーか…。」

「悪い、また今度な。」

悟郎と別れ、今度こそ校門を出た。

「ごめんな、慎哉。
ほら、行くぞ。」

眠いのか安心したのか、慎哉の表情は更に緩んでいた。

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