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君がくれたぬくもり

第5章 感じない





しかし―――――……




「……痛ッ…」



ひとつになった時

つい口に出してしまった。




すると和哉はこう言ったのだった。




「もしかして初めて?
……処女とか…やりにくい。」


「……っ…!」




“処女とかやりにくい”



陽菜は傷ついた。



処女じゃないのに…

こんなに和哉が大好きなのに…




感じることができなかった…。



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