君がくれたぬくもり
第53章 待ち人
陽菜は岳を見た。
「だぁめっ///」
「無理。触りたい。」
ちょっ…///
触りたいって…!!!!///
「変態!//」
「だって男の子ですもん。」
「キャッ…///」
カプッ…と耳たぶを甘噛みされる。
すると岳の手が服の上から陽菜の胸に触れた。
優しい感じではなく、
少しだけ強く揉みしだいていく。
それだけなのにすごく感じる。
「んっ…///」
「陽菜……あっち行こう…」
岳は陽菜の手を握り、松葉杖をついて歩き出す。
そこは大きな岩石の陰だった。
岳は着ていた黒のジャケットを脱ぎ地面に敷くと、
その上にゆっくりと陽菜を押し倒した。
そのまま深く唇を重ねる。
「……っん///」