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君がくれたぬくもり

第54章 party






「おー!!」


「岳くん久しぶりー!!」




扉を開けると、既にみんないつものようにお酒を飲んでいた。



「待ち切れなくて先はじめちゃったよ。」


「あ、退院おめでとー」




光くんたちにお酒を注ぐ怜香。


冬美さんは思い出したかのように岳に祝いの言葉を浴びせた。




「………。」



あまりにも軽い空気に二人とも呆然としていた。




「岳くんも陽菜ちんも、早く座んなよ!」



すっかりできあがってる光くんが手招きする。



陽菜たちはソファに腰掛けた。




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