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君がくれたぬくもり

第54章 party






それからみんなで
いつものように騒いだ。




あの時のまま。



最近思った。


“いつもどおりが1番幸せだ”って…。




しばらくすると、ぽてっと肩に重みを感じ、


時計を見ると、気づけば日付が変わっていることに気づいた。




「岳?」



岳を見ると、眠そうな顔をしている。




「眠い?」


「ん…いや……」




周りも雑魚寝状態だ。



そろそろ部屋に戻ろうかな。




「部屋行く?」


「あぁ」




陽菜は少しだけよろめく岳を支え、リビングを出た。





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