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そんな君も大好きだよ

第1章 入学

クラスの表を見て、
私たちは声を揃えて言った。
「やったぁ。おなじだぁー!!よっしゃー!!」
私たち二人は一年四組だ。
この学校は小さくも、なければ大きくもない。
学年全体で四クラスある。
生徒は150人たらずであった。

「それにしても、教室どんな子達がいるんだろーね。」
私は少し緊張しながらきいた。
「意外とイケメンうじゃうじゃいたりしてー、なんか、楽しみー!!!どーしよー、イケメンばっかりだったら私ヤバイかも。」
「また、りりはそんな話するー。まったくもう。男好きにもほどがあるよ。」
「だってー、彼氏ほしいもーん。」
「つい最近までいたのにねー。誰かさんが浮気なんかして他の男にも手を出したから。ねー。」
「ちょ、それ言わないでよー。」
私とりりはそんなどうでもいい過去の話で盛り上がっていた。
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