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ブロッサム

第1章 家柄

「あの、私は、何組なんですか?」

「ああ、1年4組だよ。」

「4組……」

私は、今から始まる新しい生活に
胸を踊らせていた。


「桜、みんなはまだ、桜が来ることを知らないんだ。」


「え?!」

新藤先生の思わぬ言葉に


私は目を丸くした。

「サプラーイズ!」

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