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ブロッサム

第1章 家柄

「ぅわ!お待たせ!」


「全く…転入初日から遅刻なんて、ありえないからね?!」


「う、はぁい…」

智穂は、私の幼なじみ。

普通の家とは違って、和風で古的な私と  
普通に接してくれる友達。 


「また、こっちの家に戻ってきたと思ったら……」


ふぅっとため息を吐く智穂。

智穂は私と同い年の15歳だけど…

どこか、老けてる。

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