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それでも恋するドM娘

第5章 躰と心

「ふぅン……はぁはぁはぁ……あぅ……ンんんんっ!!」


執拗な筆責めは次第にくすぐったさから焦れったさへ、そして気持ちよさへと変わっていく。

「だんだん甘い声になってきたね」

朝霧は可笑しそうに微笑む。

暗闇に目がなれてきた彼女もその意地悪な朝霧の表情をしっかりと見えてくる。

恥ずかしさと悔しさでぎゅっと唇を噛んだ。

「でもまだまだこれからだよ。頭がおかしくなるくらい苛めてあげるから」

絵筆がゆっくりと弧を描きながら千紗の乳房を撫でる。


「もう、駄目。駄目だってば……っ」

千紗は駄々をこねるように抵抗する。

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