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それでも恋するドM娘

第1章 授業中のオナニー

そんな誰ともつるまない孤高とも取れるその姿に千紗はいつしか惹かれていった。


とはいえ寺居とまともに会話したこともない。


せいぜい挨拶や連絡事項を伝えたことがあるくらいであった。


だから恋というよりはただの一方的な憧れといった類いのものにすぎない。



千紗は机に突っ伏した姿勢のまま、そんな淡い憧れを抱く寺居を見詰めて指を膣内で動かす。


くちゅくちゅ……

くちゅくちゅ……


やらしい音が漏れ、千紗は顔を真っ赤にしながら愛しい男を見詰める。


当然のように寺居も授業を聞かず寝ており、口を少し開いた寝顔を見せていた。



普段近寄りがたい険しい雰囲気を出している寺居の、緊張感のない油断しきった寝顔を見ると千紗の奥底はよりきゅんきゅんと疼いた。

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