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朝霧は千紗の中に入れた二本の指をぐりんぐりんと回しながら激しく抜き差しする。

「んはっ……っげしっい……激しすぎるっ……やだっ!! だめぇ!!」

激しい抜き差しで千紗は身体を揺さぶられ、ドアにバンバンと背中をぶつける。


「やだっ……凄い……」
「激しいな……」

扉の向こうのカップルの失笑混じりの驚いた声が聞こえ、千紗は羞恥で死にそうになる。


その時、ゾクゾクッとした快感が激しく背筋を走る。

自分のはしたない声を聞かれ、笑われ、感じてしまっていた。

「ほら、もっと聞かせてあげるんだ、佐倉さん。あなたのはしたない声を。やらしい声でふたりを欲情させてあげなさい」

朝霧の指は更に激しく、深く、千紗の膣内をかき混ぜる。