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それでも恋するドM娘

第11章 夏の音

「そ、それに……股のとこに……なんか入ってるし……」

「なんかじゃなく遠隔ピンクローターね。前も使ったじゃないですか、佐倉さん」

「ん、もう!! 普通にデートしようって気はないんですか、朝霧君には!?」

「普通にデートって?」

「……もういいです」

千紗は諦めの表情で呟く。

「じゃあ着てみようか?」

千紗が観念したのを確認すると、朝霧はスクール水着(改)を着させる。


「本当にこれで泳ぐの? むちむち過ぎるんですけど……」

鏡に写る自分の姿を見て千紗は赤らむ。

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