それでも恋するドM娘
第11章 夏の音
ビビビビビビッッ……
ピンクローターが動きだし、クリトリスに振動を伝え始める。
「っっ……」
ただでさえ視線を集めているから、これ以上目立たないように声を押し殺す。
それに感じてるのを彼に見られるのも癪だった。
しかし千紗が無意識に砂を握りしめるしぐさで、朝霧は千紗の状況を理解する。
振動はすぐ止まり、千紗は握っていた砂をゆるゆると離す。
「お腹空いたね、佐倉さん。焼きそばでも買いに行こうか?」
嗜虐的な笑みを浮かべてそう提案する朝霧に、千紗は悪い予感しかしなかったが、こくんと頷く。
ビーチサンダルを履いているとはいえ焼けた砂は熱く、安定も悪いこともあり、歩きづらいことこの上ない。
そのうえ時おりピンクローターが振動し、千紗は何度か危うく転びそうになった。
ピンクローターが動きだし、クリトリスに振動を伝え始める。
「っっ……」
ただでさえ視線を集めているから、これ以上目立たないように声を押し殺す。
それに感じてるのを彼に見られるのも癪だった。
しかし千紗が無意識に砂を握りしめるしぐさで、朝霧は千紗の状況を理解する。
振動はすぐ止まり、千紗は握っていた砂をゆるゆると離す。
「お腹空いたね、佐倉さん。焼きそばでも買いに行こうか?」
嗜虐的な笑みを浮かべてそう提案する朝霧に、千紗は悪い予感しかしなかったが、こくんと頷く。
ビーチサンダルを履いているとはいえ焼けた砂は熱く、安定も悪いこともあり、歩きづらいことこの上ない。
そのうえ時おりピンクローターが振動し、千紗は何度か危うく転びそうになった。
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