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知的でクール、肌も女性のように白く中性的な顔立ちのためファンの女子も多いと聞くが、何を考えているか掴めない朝霧が千紗は得意ではなかった。

「ペットって……発想がそもそもまともじゃないし……」

一体どんなことをさせられるのかと考えただけで恐ろしくなる。



その夜は不安でほとんど寝ることができなかった。



翌朝、学校を休みたかったがそんなことをすれば朝霧に何をされるかわからないと考えた千紗はいつも通りに学校へ向かった。



「おっはよう、千紗っ！」


いつも通りに家の前には幼なじみの姫野光太(ひめのこうた)が待っていた。