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それでも恋するドM娘

第15章 それでも恋する?

「それにしても……光太君って本当に男の子なの? なんかどう見ても女の子なんだけど…… 」




「お、男だよ……髪はかつらだし、か、顔は化粧してるから……」



「ノリノリだったよね、化粧するの」


「嫌々だよ!! てか朝霧がさせたんじゃないか!!」



女装しているせいか怒り方まで女っぽいなと千紗は感じた。



「光太君確かになんだか楽しそうだね?」


「ち、千紗まで……」


姫野は耳まで真っ赤にしてうつ向く。



「スカートのしたとかどうなってるの?」


「ひゃっ……!? やめてっ!」



陽菜がスカートを捲ろうとすると姫野は慌ててそれを抑える。



「じゃ、カラオケまで移動しよう。光太君はもちろんそのままの格好だからね?」



「……鬼ッッ」


涙目になりながらも姫野は渋々それに従った。





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