テキストサイズ

それでも恋するドM娘

第3章 ペットの可愛がり方

イキかけた千紗は朝霧の手を離す。


その瞬間、

ピタッ


とローターは動きをやめる。


「や、やだ……!」


千紗は慌てて立ち上がり、朝霧の耳許で詰る。

「やめないで……お願い……します……イカせて下さい」

しかし千紗の懇願虚しく朝霧はさっさと歩き出す。

「ちょっと、朝霧君……!」


千紗が慌てて朝霧の腕を掴むと


ブルルルルッ

先程よりは弱いが、ローターが再び動き出す。

「ンあぁぁぁ……」


再開した快楽を千紗は眉を歪めて味わう。

はしたない快楽をだらしない顔で甘受しながらようやく千紗は気付いた。


『朝霧君の体に触れた時だけ強いローターの刺激を与えてくるんだ……』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ