
恋のかたち
第10章 こいのカタチ
気づくと、夏の夕暮れで外は染まっていた
優愛に凭れ、穏やかな寝息をたてる秋豊
幸せな気分
まだ寝かせてあげようとそのまま寝顔を見つめ続けた
ぴくっと動いた秋豊の体、ゆっくり瞼が開いていく
優愛と至近距離で目が合う
すっと逸らして起き上がった
「寝ちゃいましたね」
「だな」
穏やかな空気が流れる
優愛は、食器を片付け始めた
秋豊はぐぅーっと伸びをしてソファーから立った
結構時間が経っていた
まだお腹の空かない2人は、徐々に暗さをます外を眺めた
窮屈じゃない沈黙が流れる
「秋豊さん・・」
「ん?」
「お土産・・あるんですよ」
「へぇ、何だよ?」
キャリーバックの中からお土産袋を出しチョコレートとワインを出す
「はい、いいでしょ?」
「ふーん。ありがとな」
チョコレートの箱を横にずらして、包みを開けて一つ食べた
「ん。うまい」
優愛は、にこっと笑う
棚からワイングラスを一つ持ってくると秋豊に渡した
ボトルのコルクを開け、グラスに注ぐ、綺麗な赤がグラスに栄える
「いただきます」
グラスを少し持ち上げ、嗅ぐと一口含んだ
「いいんじゃないか」
ちょっと笑う秋豊に安心した
秋豊の唇をチュッと優愛の唇が塞いだ、グラスを持ったまま驚く秋豊
優愛は、舌でペロリと口内を舐めた
「ん。味はよくわかんない」
ふふっと悪戯っぽく笑う
「わるいやつ」
秋豊もまた笑う
「秋豊さん・・もうひとつ・・お土産あるの」
「食べ物?」
「・・ぅん」
ちょっとまっててと言うと、バスルームに紙袋を持って行ってしまった優愛
後ろ姿を見ながら、ワインを飲みながら待つことにした
暫くして優愛がバスローブ姿で出てきた
優愛をみた秋豊はワインを吹き出しそうになるのをこらえて、何とかのど奥へ押しやった
「優愛?」
「あのね、私・・秋豊さんに抱いてもらえなくても、秋豊さんが私だけ見ててくれるんだったらそれでいいの」
「おまっ・・なんで・・」
「好きなの・・大好き・・離れてる間ずっとずっと寂しかった」
「秋豊さんに抱かれなくても、こうして隣で笑って、悪態付いて愛してくれるなら・・」
優愛は、震える手でバスローブの腰紐を解いた
開いたバスローブを肩からパサリと音を立てて床に落とした
優愛に凭れ、穏やかな寝息をたてる秋豊
幸せな気分
まだ寝かせてあげようとそのまま寝顔を見つめ続けた
ぴくっと動いた秋豊の体、ゆっくり瞼が開いていく
優愛と至近距離で目が合う
すっと逸らして起き上がった
「寝ちゃいましたね」
「だな」
穏やかな空気が流れる
優愛は、食器を片付け始めた
秋豊はぐぅーっと伸びをしてソファーから立った
結構時間が経っていた
まだお腹の空かない2人は、徐々に暗さをます外を眺めた
窮屈じゃない沈黙が流れる
「秋豊さん・・」
「ん?」
「お土産・・あるんですよ」
「へぇ、何だよ?」
キャリーバックの中からお土産袋を出しチョコレートとワインを出す
「はい、いいでしょ?」
「ふーん。ありがとな」
チョコレートの箱を横にずらして、包みを開けて一つ食べた
「ん。うまい」
優愛は、にこっと笑う
棚からワイングラスを一つ持ってくると秋豊に渡した
ボトルのコルクを開け、グラスに注ぐ、綺麗な赤がグラスに栄える
「いただきます」
グラスを少し持ち上げ、嗅ぐと一口含んだ
「いいんじゃないか」
ちょっと笑う秋豊に安心した
秋豊の唇をチュッと優愛の唇が塞いだ、グラスを持ったまま驚く秋豊
優愛は、舌でペロリと口内を舐めた
「ん。味はよくわかんない」
ふふっと悪戯っぽく笑う
「わるいやつ」
秋豊もまた笑う
「秋豊さん・・もうひとつ・・お土産あるの」
「食べ物?」
「・・ぅん」
ちょっとまっててと言うと、バスルームに紙袋を持って行ってしまった優愛
後ろ姿を見ながら、ワインを飲みながら待つことにした
暫くして優愛がバスローブ姿で出てきた
優愛をみた秋豊はワインを吹き出しそうになるのをこらえて、何とかのど奥へ押しやった
「優愛?」
「あのね、私・・秋豊さんに抱いてもらえなくても、秋豊さんが私だけ見ててくれるんだったらそれでいいの」
「おまっ・・なんで・・」
「好きなの・・大好き・・離れてる間ずっとずっと寂しかった」
「秋豊さんに抱かれなくても、こうして隣で笑って、悪態付いて愛してくれるなら・・」
優愛は、震える手でバスローブの腰紐を解いた
開いたバスローブを肩からパサリと音を立てて床に落とした
