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恋のかたち

第10章 こいのカタチ

「俺にぐちゅぐちゅに貫かれたいとはおもわねぇの?」

「・・・」
返答に困るが優愛は、それでもこくっとアヒル口の顔で頷いた

ぷっと秋豊が吹き出す
優愛の頬も乳房同様むにゅむにゅと動かす
「はは、不細工な人形みてぇ」
優愛も秋豊の手を叩いて応戦し出す

「みぎゅう~ひどぉい!」
秋豊の頬も同じように寄せた
「てめぇ、なにしやがる!」
2人してムキになってお互いの顔を引っ張ったり、寄せたりして変顔になりながら戦う

ハァハァと息を吐きあい、2人同時に吹き出して笑い出した

「あ~もう、なんでそんなガキなんだよ」
「大人になりきれてない人に言われたくないです」
ぷっ・・あははとまた笑い合う

「あ~~お前だけだぞ。俺にこんなことするの」
「私だけですよ!秋豊さんにこんなことしたいの」

もう一度笑うと、2人して抱き合った
「あー、久しぶりにこんな笑った」
「私もです」

肩越しに会話しながらお互いの体温を感じあう

「俺は、お前の全部をかんじてぇ・・」
肩に顔を乗せていた優愛は、体を少しはなして秋豊をみた

照れたような切ないような顔する秋豊

「大好き」
切なく見つめ、心に浮かぶ言葉をそのまま吐き出した

「俺も」
初めて言われ、キュンと縮む心臓で泣きながら笑う

「私はもっともっとです。例え最後までえっちできなくても一緒にいたい」

「ん~、俺も・・あ~でも足りねぇ~」
初めて苦悶の顔した秋豊に、下腹部が疼くのを感じた

じわっとパンティに染みる愛液は、少ない布に耐えきれず太ももまで濡らした

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