
恋のかたち
第3章 赤面喫茶
改札を抜け、抱かれたままの肩に、ドキドキと大きく心拍する鼓動
緊張で言葉が、声が出ない
彼に従い、歩いていく
どこに向かってるかも全く分からないけど
やっぱりイヤじゃない
ようやく見れるようになった彼の顔と格好
明星学園の生徒だった・・
赤いネクタイが目につき、今は二年生だとわかる
お互い会話なんてないけど、不思議と2人に流れる空気は穏やかだった
まるで恋人同士が歩いている・・そんな光景だった
駅近くの喫茶店に着き、自動ドアが開くと同時に冷気が身体に当たった
ウェイトレスに案内され、通された席
一番奥の入り口からも厨房からも死角に当たるような席に通された
「アイスコーヒ2つ」
ウェイトレスに注文をしたあとで、優愛に「飲めるよね?」と聞いた
頷く優愛
緊張でまだ話せない
すぐにアイスコーヒーは運ばれてきた
この喫茶店の営業時間はモーニングにも合わせて早くから開いているようで
こちらからは見えないけど、店内にはお客が入っているようで、話し声が聞こえる
緊張で言葉が、声が出ない
彼に従い、歩いていく
どこに向かってるかも全く分からないけど
やっぱりイヤじゃない
ようやく見れるようになった彼の顔と格好
明星学園の生徒だった・・
赤いネクタイが目につき、今は二年生だとわかる
お互い会話なんてないけど、不思議と2人に流れる空気は穏やかだった
まるで恋人同士が歩いている・・そんな光景だった
駅近くの喫茶店に着き、自動ドアが開くと同時に冷気が身体に当たった
ウェイトレスに案内され、通された席
一番奥の入り口からも厨房からも死角に当たるような席に通された
「アイスコーヒ2つ」
ウェイトレスに注文をしたあとで、優愛に「飲めるよね?」と聞いた
頷く優愛
緊張でまだ話せない
すぐにアイスコーヒーは運ばれてきた
この喫茶店の営業時間はモーニングにも合わせて早くから開いているようで
こちらからは見えないけど、店内にはお客が入っているようで、話し声が聞こえる
