
恋のかたち
第4章 約束・・再新
胸ポケットからカードを取り出し、リーダーに通すとエレベーターのドアが滑らかに開いた
ここでも優愛を先に乗せ、あとから男も乗り込んだ
エレベーター内にも操作ボタンはなく、不思議に思うとエレベーターのドアは静かにしまって動き出した
何階なのかま分からないけどガラス張りのエレベーターからは上にあがるにつれ、見晴らしがよくなっていく
エレベーター内でも互いに無言だった
到着したようで、エレベーターは停まりドアが開く、先に降りたのは男
「ほら、ぼさっとすんな」
口調は悪いが、紳士道なのか優愛に手を差し出す
優愛はパチンと音を立てて男の手のひらを叩くと、スタスタと歩き出した
降りた先は特に変わった様子のない通路
一番奥の部屋らしく、優愛の様子に舌打ちした男は優愛よりはやく歩き出した
着いた玄関ホールここにもカードリーダー・・
しかし呼び鈴はない
来客や宅配はどうしているのか?不用心だなと優愛は思った
ピッと高い音を立ててカードが読み込まれた
そして玄関の鍵が開く音も聞こえた
「なんかホテルみたい・・」
優愛の言葉にフンッと鼻を鳴らして玄関を開けた男
「入れよ。今からお前の帰る場所だ」
その言葉に優愛はピクッと肩を揺らした
大理石で出来た玄関内にサンダルを脱いでお邪魔しますと小さく言ってあがった
ひんやりした床が、熱を持った足裏に心地よい
スッと横を男が過ぎリビングらしい部屋に入った
「早くこい」
命令しかしないなと思いながら指示に従う
ここでも優愛を先に乗せ、あとから男も乗り込んだ
エレベーター内にも操作ボタンはなく、不思議に思うとエレベーターのドアは静かにしまって動き出した
何階なのかま分からないけどガラス張りのエレベーターからは上にあがるにつれ、見晴らしがよくなっていく
エレベーター内でも互いに無言だった
到着したようで、エレベーターは停まりドアが開く、先に降りたのは男
「ほら、ぼさっとすんな」
口調は悪いが、紳士道なのか優愛に手を差し出す
優愛はパチンと音を立てて男の手のひらを叩くと、スタスタと歩き出した
降りた先は特に変わった様子のない通路
一番奥の部屋らしく、優愛の様子に舌打ちした男は優愛よりはやく歩き出した
着いた玄関ホールここにもカードリーダー・・
しかし呼び鈴はない
来客や宅配はどうしているのか?不用心だなと優愛は思った
ピッと高い音を立ててカードが読み込まれた
そして玄関の鍵が開く音も聞こえた
「なんかホテルみたい・・」
優愛の言葉にフンッと鼻を鳴らして玄関を開けた男
「入れよ。今からお前の帰る場所だ」
その言葉に優愛はピクッと肩を揺らした
大理石で出来た玄関内にサンダルを脱いでお邪魔しますと小さく言ってあがった
ひんやりした床が、熱を持った足裏に心地よい
スッと横を男が過ぎリビングらしい部屋に入った
「早くこい」
命令しかしないなと思いながら指示に従う
