テキストサイズ

恋のかたち

第5章 新生活

ニュースが流れ、週間天気予報をみて、夏のひんやり人気商品の特集を見た。

玄関から音楽が聞こえる。
気になった優愛が玄関先へ向かうと

扉に玄関前の様子が、映像で映し出されていて驚いた

「ごめんください。東條様宛てに荷物です」

業者の様子から、此方は見えてないようで優愛は、ゆっくり玄関のドアノブに手をかけた

「開けてよろしいのですか?」
急に女の人の声が上から聞こえて、見上げた

ドアの縁にセンサーがあるようで、声はそこから発せられている

「あっはい」
優愛は、驚きながらも答えた
カチンっと音を立てて、玄関が開いていく

優愛は、ドアに引っ張られる様な体勢で玄関前に顔を出した。

玄関が開ききる前に手を離した

「あっ、おはようございます!荷物です!」
優愛の登場に少し驚いた風の業者の男2人

「荷物搬入と、ベッドの組み立ても、言われてます。失礼します」
男2人は、腰を曲げ優愛に、頭を下げた

「お願いします・・」
手際よく荷物を、書斎部屋へ運び込み、ベッドの組み立てと、クローゼットを設置したあと

「ありがとうございます!またお願いします!」
と、元気に挨拶して帰って行った

引っ越し後のようなダンボールの箱の山

ダンボールを一つ一つ開けていく

ストーリーメニュー

TOPTOPへ