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俺様えくぼ。

第5章 嫉妬





廊下に出るなり
祐樹君は不満気な顔で
私の事をじっと見つめた。




「な、なに?」




「咲希ちゃん、俺の事好き?」




「当たり前だよ?」




「じゃあさ、キスしてよ」




「ん?え!??」




「好きなら出来るでしょ?」




今日の祐樹君はなんだか変だ。

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