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NO VOICE LOVE

第3章 NOT STOP?


「はぁっ、はぁっ…」
荒い息遣いが聞こえる。

「そんなあまーい吐息漏らしてちゃ
他の人にバレちゃうよ」

耳元で囁かれ、
未夢の背筋に鳥肌が立つ。

(この人が…あっ)

未夢が恐る恐る振り向くと、
いかにも好青年のような大学生が
未夢を見て笑っていた。

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