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NO VOICE LOVE

第3章 NOT STOP?


それからしばらくして、
カランカランとカフェのドアが
開く音がした。

「旭!」

和也が呼ぶと、
気付いて和也の元にくる旭。

初めは不機嫌そうな顔だったが、
未夢の泣く姿を見て
ただ事ではないとすぐに分かった。

別の席から椅子を取ってきて
旭も席につく。

「何があったの?」

旭は未夢の頭を撫でながら
和也に聞いた。

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