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恋なんかしなきゃよかった

第8章 現実




俺が響哉と話していると
菜美が
こっちに向かって
走って来た。

「おはよう。菜美。
どーした?
そんな慌てて」

「唯が…
唯が翔さんと
話しつけてくるって…」

「唯は?」

「ついていった。
どーしよ…」



「怜汰?どこ行くき?」

「唯を助けに行くに
決まってんだろ?」

「怜汰…」




(唯、無事でいてくれ。)


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