
秘密の恋
第12章 *恐れていたこと ~ep.あの日~
・・・海斗くんからだった
「みやー?
誰からだったの??」
「・・・・あっ、ごめん。
友達友達♪」
まさか、あの有名な
篠田海斗くんなんて
言えるわけないだろー!
メールを見た
りーちゃんは、申し訳
なさそうに口を開いた。
「ごめーん、みやー
大輔が今から家に
来いって言うの、
だからー・・・」
「んじゃ、ここで
終わりにしようか^^」
「うん!!
ありがとー!!
なんかごめんね。」
「いーよいーよ^^
結構終わったし^^」
「みやに教えてもらった
おかげで順調に
終わりそう!!」
「りーちゃんの実力
でしょー!!」
「素直じゃないなーww」
「十分素直ですー」
「じゃあ、また
講義でね!!」
「うん、ばいばい!!」
そそくさと
行ってしまった。
大輔さんはずいぶんと
俺様な彼氏さん
みたいだなー
と思いつつ、
もう一回受信ボックス
を開いた。
