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命~タイセツサト、トウトサ~

第4章 第四章【病気】

~泉木~

やっぱり璃木は、美成子のとこ
好きだったんだ・・・

-庭-

美:「どうした?」

泉:「どうしたら、いいかな?」

美:「なに?」

泉:「美成子はいいよね(笑)
  自由に、付き合えて(笑)」

やめろっ
こんなの、当てつけだ

美:「・・・」

泉:「自由に、kissできて
  自由に、イチャイチャできて(笑)」

美成子は、関係ないだろ!!

美:「泉木だって、したらいいんだよ」

!!

泉:「そんなこと、
  出来るわけ無いじゃんボソッ」

美:「えっ?」

(怒)

泉:「そんなの出来るわけ
  無いって言ってんだよ!!(怒)」

美:「ビクッ」

泉:「男なんだよ(泣)
  格好は女でも、体は、
  男なんだよ?
  璃木のことが、こんな好きでも
  無理なんだよ?
  璃木に、こんな私嫌い
  って、言われたんだよ?」

------------ 

郁:「心配して来てみたら
  あいつら、喧嘩してねぇ?」

璃:「だよな?」

郁:「てかやばくないか?
  泉木今にも手出しそうだぞ?」

璃:「俺行ってくるわ!!!」

パシッ

璃:「離せよ」

郁:「見て見ろよ」

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ギュッ

美:「つらかったね?
  誰よりもつらいね?」

泉:「お前に何が

美:「わかんないよ!
  男が、女になりたい
  何て気持ち解りたくもない!!
  でもね?泉木だから
  泉木だから応援したんだよん
  泉木は、人一倍頑張ってる
  格好だけでも、女になろうとしてる
  そんなとこが、格好いいなって
  思ったよ?美成は、そんな、  
  泉木が大好きだよ?
  だから、璃木のことも、
  女の子になることも諦めないで」

泉:「何でなんだよ(泣)
  何でこんな思ってるのに
  伝わらないんだろ?」

美:「・・・(泣)」

泉:「辛くなったら
  いつでも、相談していい?」

美:「いつでも、して?」

泉:「また今度、
  カラオケいこ!!」

美:「いいね!!
  思っきり歌おう!!」

泉:「うん(泣)」

美:「ヨシヨシ
  可愛い顔が台無しだ」

泉:「ありがと(笑)」

美:「よしっ!!戻ろう!!」

泉:「うん!!
  

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