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姉とのこと

第1章 小さな約束

「お父さんやお母さんにも
 内緒だよ」

姉が大好きな正一は、
姉と秘密を持つ事が嬉しかった。


姉がパジャマを脱ぎ出したので
正一も慌ててパジャマを脱ぎ
お互い裸になったところで姉が
両親がしたように弟にキスをすると
そのまま横になり布団を被った。

お風呂以外で裸になった事のない二人は
ドキドキが治らずしばらくお喋りしていたが
眠気には逆らえずいつしか眠りについていた。


次の日も二人の秘密は実行された。
「おやすみ」を言いに来る
母親に見つからないように、
母親が明かりを消し部屋を出た後に
布団の中でパジャマと
下着を脱ぎ裸になるのが
遊び感覚で楽しかった。


裸になりじっとしてると
どちらともなく相手に触る。
触られるとくすぐったい。
くすぐったいのでくすぐり返す。
くすぐられたのでくすぐり返す。
という事を繰り返し
どちらかが耐えられなくなって
丸くなったら負けで、
眠りにつくというのが
日課になっていた。


そして子供は親の真似をするもの。
母親はおやすみのキスを
欠かさない人で、おでこや鼻先、
ホッペタと毎日違う場所に
キスをしてくれたので、
恵美は必ず寝入る前に
弟である正一に
おやすみのキスをした。
正一もそれが嬉しくて、
お返しに「チュー」と言って
唇を突き出して
姉の唇にキスをしていた。
両親とおなじように。

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